B/43 Magazine

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同棲生活の家計簿のつけ方とは?自動で簡単につけられる家計簿プリカも徹底解説

同棲を始めるにあたって一番決めておいた方が良いのがお金の管理方法です。
経験上お金まわりのモヤモヤは後に揉めやすいので、末長く円満に暮らしたいなら真っ先に話し合っておくのが吉です。

家計管理といえば「家計簿をつけて生活費の収支を把握する」が一般的ですよね。
家計簿の管理にはいくつか方法があるので、ふたりで話し合って合う方法を探しましょう。

今回はオススメの家計簿のつけ方を紹介します!参考にしてみてくださいね。

ふたりのお金の管理には
これがおすすめ!

家計簿アプリ連動型
Visaプリペイドカード

  • カードが2枚!ふたりで支出を共有
  • 支出をリアルタイムに記録
  • 残高もひと目でわかって使いすぎない
B/43

同棲生活の家計簿の付け方4選

①B/43ペアカードの無料アプリで管理

家計簿をつける時に1番楽なのが、入金と支出をキャッシュレス化した上でスマホの家計簿アプリを利用することです!これが忙しい現代では最も効率が良い方法になります。

家計簿アプリのメリットは何と言っても"自動的に記録されるから手打ちで入力する手間が省ける"こと。 
家計簿をつけることが続かないのは、仕事と家事で手一杯になっている時はやってもやらなくても今すぐは困らない事務的な作業の優先順位が下がるからです。

かといって全くやらないとお金の流れが把握できず、思わぬ生活費の増大に気づかなかったり、節約のしようがなく気づいたら貯金が出来ていない、最悪赤字…という事態に陥る可能性だってあります。これが同棲生活だとふたり分なのでさらに家計の把握が難しくなります。

でも、使った費用を自動で記録して勝手に項目に仕分けてくれる家計簿アプリはその問題を一気に解決してくれます!

B/43のペアカードの無料アプリは家計簿が共有できる!

同棲カップルの場合は家計簿アプリの内容を共有できた方が良いですが、家計簿プリカ『B/43(ビーヨンサン)』のペアカードの無料アプリなら1つの家計簿を一緒に管理できます!さらに「この面倒な作業をどっちがやるか?」という揉めそうな問題も、自動入力・自動仕分けもしてくれるB/43アプリなら同時に解決できます。

B/43はプリペイドカード(あらかじめお金をチャージ・入金して使う方法)のサービスですが、「ペアカード」機能が同棲カップルのお金の管理にとっても便利なんです!

ふたりでB/43アプリをダウンロードしないと使えませんが、登録完了すればパートナー同士で使える共同の専用口座がすぐに作れて、それに紐づいた支出や入金の管理が全てB/43アプリで出来るという優れものなので、初期設定さえ終わればその後の家計管理はどの方法よりも楽になります!

②エクセルやスプレッドシートで管理

パソコンを持っているなら表計算ソフトのエクセルで家計簿を付けて管理する方法があります!Googleドライブのスプレッドシートも使い勝手は似ているのでどちらか使いやすい方を選んでみてください。

表計算ソフトで家計簿をつけるメリットは、自分たちのライフスタイルに合わせてカスタマイズできること。データ分析の自由度も高いので細かいところまで完璧を目指すふたりには向いています。

1台のパソコンをふたりで共有するのでも良いですし、お互い別々のパソコンで作業してデータファイルをオンライン上で共有することも可能です。

デメリットは面倒なこと!月1の固定費支払いのほか、食料や日用品のお買い物は毎日のことですし、作業分担するにしても自分は完璧だとしても相手が記録をサボったら途端にお金の流れの把握が難しくなります。

③現金の袋分けで管理

そもそも家計簿をつけない!という選択もあります。現金の袋分けで家計管理する方法です。

単純なので家計簿をつけた経験がない人や続かない人にオススメです。

やり方は、費用の項目別に封筒や袋を用意し、給料日や月初に各項目別に現金で1ヶ月の必要予算を入れておきます。入れる金額についてはふたりで負担の割合を話しあってくださいね。袋から支払ったらおつりとレシート等を袋に戻します。

ふたりで使っていくので最初に袋に入れるお金は1000円札の方が良いです。

メリットは、とにかく単純で簡単なこと。決めた金額だけしか使えない状態にすることで衝動買いなど防げて節約や貯金も意識しやすいです。

デメリットは、全予算を毎月1000円札に両替して引き出すのが地味に面倒なこと!また予算化することで逆に「余ってるからまだ使える…」という思考になり無駄使いが発生する可能性もありますね。臨機応変には対応できない方法なので、費目が大幅に予算オーバーしてしまうことが続くと管理が難しくなることも考えられます。

④家計簿ノートで手書き管理

最も伝統的な方法が家計簿帳に手書きする方法です。

毎日は大変ですし、月一度の作業だとふたり分だとレシートの数も膨大になるので、細々した買い物の分は週1回まとめて記入して、固定費の支払い等は月1回記入していくのが良いと思います。

メリットは、物理的なノートなので同棲中の家に置いておけばお互いがすぐに確認や記録ができることです。
デメリットは、支払いのレシートが溜まることと「手書き記入の作業どっちがやるの…?」という点です。現代を生きる忙しいふたりが毎日記録するのは大変ですし、どちらか一方が作業負担をするとそのうち絶対に不満が出てきます!

よほど現金支払いにこだわりが強い人じゃないなら、入金も支払いもキャッシュレスにすることで、同棲生活の家計簿はもっと楽になりますよ。

オススメの家計簿アプリは共同でお金の管理ができて支出や入金を自動入力してくれるB/43です!

 

同棲カップルの月間の平均生活費は約24.1万円!

政府統計資料(家計調査 2021年)によると、家賃を除く二人暮らしの1ヶ月の生活費は約25万円です。

消費支出:約24.1万円

[主な支出]

食費:約7.5万円
教養娯楽費:約2.4万円
水道光熱費:約2.1万円
交際費:約1.5万円
保健医療費:1.4万円
通信費:約1.3万円
教育関連費:約1.1万円

同棲生活の家計簿で見るべき支出項目は?

確認しておくべき生活費の項目は以下です!

・住居費

・食費

・日用品費

・水道光熱費

・通信費

・交通費

・交際費/娯楽費

ほかにも一般的に被服費(衣類)、医療費、保険料、教育費…等がありますが、恋人同士の同棲生活で特に関係がある大きめの項目だけ抜き出してみました!

同棲生活での家計簿は、あまり細分化して費目を作りすぎると仕分け管理が大変でストレスになりやすいので、支出が多いものから項目を作りましょう。

食費、日用品費は頻繁に出ていくお金で支出のメインなので、必ず必要な項目です。

住居費、水道光熱費、通信費はライフラインかつ固定費で家計を大きく占める項目です。

ふたりで節約して貯金をしていきたい場合は、この家計に占める割合が大きい項目から見直すと影響が大きくなることを覚えておいてくださいね!

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生活費を抑える!費目ごとの節約見直しポイントは?

食費の節約方法

外食や中食を控えて、自炊に切り替えるだけでもかなり食費を下げることができます!
特にコンビニエンスストアでの買い物は割高になるので、食料品の買い出しはできるだけスーパーマーケットに切り替えた方が良いです!お菓子もコンビニより断然安いです。

とはいえ忙しくて自炊を増やすのが難しいカップルの場合、食事は買う方がライフスタイルに合う場合もあります。
お弁当やお惣菜もコンビニよりスーパーの方が同じ様なメニューでも安いですし、時間帯によっては値引きシールが貼られてさらに激安になるので、近くて便利なコンビニに行く頻度を少し下げて、仕事帰りにスーパーに寄る習慣にするとかなり支出が抑えられます!

多忙でも自炊を続けるコツは、缶詰等の日持ちする食材や、腐らない冷凍食材を上手に活用することです。それと冷凍庫の活用もおすすめです!ご飯を炊いてすぐに一膳分ずつ冷凍しておけば、本気で面倒な時でも、ごはんを電子レンジでチンして、冷凍野菜で作ったお味噌汁、カットサラダにツナ缶を乗せる、足りなければ値引きのお惣菜を足したり…で10分以内で栄養満点の低コストメニューが用意できます。

このように普段の食事の費用を削って、週1〜2回ほど2人でおいしい外食を楽しむことにすれば生活にメリハリが出来て良いですよ!

通信費の節約方法

通信費はその気になれば意外と下げやすい費用です!主にインターネット環境やスマホ代の見直しを行います。

スマホ代の節約方法

まずは通信費の割合を大きく占める携帯電話代が節約できないか考えてみましょう。

大きく分けて以下の見直し方法があります。

・大手キャリアから格安SIMへの変更更

・可能な限りWi-Fiを利用更

・通話アプリの利用更

ドコモ、ソフトバンク、auなどの大手キャリアを使っていてスマホ代に月5000円以上支払っている場合、格安SIMにした場合は月々の利用料グッと安くなるか、あるいは同じt料金でも容量が大きなプランを契約できる可能性があります!

Googleで「格安SIM 比較」などで検索して料金とサービス内容を確認してみてくださいね。

格安SIMへの乗り換えで不安な点に、解約月以外での契約解約は違約金がかかるのでは?という点だと思いますが、2022年4月以降は全ての大手キャリアの過去プラン含む全てのプランで解約金がかからなくなりました。安心して通信会社の乗り換えを検討できますね!

また格安SIMへの乗り換えのデメリットも理解しておきましょう!キャリアメール(@docomo.ne.jp、@softbank.ne.jp、@ezweb.ne.jp)が使用できなくなります。またピーク時の回線速度が落ちる場合もあるので、生活圏内や居住区エリア付近での口コミをTwitterなどで検索して確認してみると良いです!

固定インターネット回線の節約方法

自宅にインターネットの固定の光回線を引いている場合、回線使用料、プロバイダそれぞれの見直しを検討すると良いでしょう。

回線使用契約については賃貸マンションの場合は既に導入・完備されている光回線事業者からは変更しようがないので、以下の変更を検討してみてください。

・スマホ等とのセット契約で安くなるプランはないか?(例:ドコモ光、ソフトバンク光、auひかり)
・契約時に不要なオプションがついてないか?
・プロバイダ変更で安くなるか?

またそもそも固定回線が必要なのかどうかも考えてみると良いかもしれません。固定の光回線の月間使用量や、ふたりのインターネットの利用スタイルを一度確認したら、意外とスマートフォンの契約プランの容量を上げた方が安い場合もあるかもしれません。最近では大容量で格安のプランも出ていたりします。

ただし契約期間に縛りがある場合、解約月を逃すと高い違約金を支払う必要がある可能性があります。通信費の節約を検討する場合は、一度全ての契約条件や期間を洗い出してからふたりで相談してみてください。

水道光熱費の節約方法

生活の中での節約意識をふたりで持つことでチリツモですが水道光熱費を節約できます!

【電気代の節約方法】

・電力会社の変更
・契約プランの変更
・支払い方法の変更
・消費電力の少ない家電を選ぶ
・主電源を落とし待機電力を抑える(照明、テレビ)
・エアコンの設定温度を下げる・上げる

電気代については電気会社や契約プランの見直しが1番節約インパクトが大きいかもしれません。

年間を通して月々の電気使用量を確認してふたりの生活に必要な電気使用量を把握した上で、該当する契約を比較して選んでみてください。

Googleで「電気料金 比較」などで検索すると料金シュミレーションのサイトも出てきます!

支払い方法の変更については、現金振込で払っている場合は、クレジットカード、スマホ決済、銀行口座引き落としに変更すると、地域にもよりますがお得になる場合があります。月々の電気代の平均値を確認し、クレジットカードやスマホ決済のポイント還元率を調べ、口座引き落としの値引額と比較してみると良いでしょう。各社のHPで確認してみてください。

電気消費量の多い家電

・テレビ
・照明
・冷蔵庫
・エアコン

上記の家電を買い替える場合はなるべく消費電力の少ない機種を選ぶようにしてください。テレビと照明は主電源を落とすことでチリツモ節約可能ですが、冷蔵庫とエアコンは難しいのでよく比較してみてください。

エアコンの設定温度として環境省は室温の目安として夏28℃、冬20℃を推奨しています。エアコンだけに頼るのでなく消費電力が少ないサーキュレーターを併用して空気を循環させて最小電力で効率良く空調を整えることをオススメします!

またエアコンに関しては頻繁にオンオフを繰り返す方が電力消費が大きいので、長時間の外出以外ではあえて消さない方が電気代がおさえられる可能性があります。

ガス代・水道代の節約方法

・支払い方法の変更
・プロパンガスの物件は選ばない
・コンロ周りを綺麗にする
・水を流しっぱなしにしない

ガス代については電気料金と同じく会社変更で安くなる場合があります!ガスと電気の同時契約でセット割引プランがある会社もあるので調べてみてください。

これは同棲のための物件選び時からの話にはなりますが、プロパンガスではなく都市ガスの物件かどうかを必ず確認してから決めてください。プロパンガスは基本料金がかなり割方になるので、節約しようと思うと使用量で調節するしかないのでかなり大変です!

またガスバーナーの穴が詰まった状態で使用を続けると熱効率が落ちるので小まめに清掃するようにしましょう。

水道代については節水シャワーヘッドなどの節水グッズを導入するのも効果的です。

ふたりのお金の管理には
これがおすすめ!

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Visaプリペイドカード

  • カードが2枚!ふたりで支出を共有
  • 支出をリアルタイムに記録
  • 残高もひと目でわかって使いすぎない
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専門家からのコメント

家計再生コンサルタント 株式会社マイエフピー代表 横山光昭氏

二人で暮らし始めると、お金のトラブルが起こりやすいもの。価値観や生活感の違いから、お金の使い方などに食い違いが生じやすかったり、互いが共有の生活費をどう使っているのかが見えにくく、それがケンカの原因になったり。
それらの解決には、支出の記録、いわゆる家計簿が有効です。家計簿やノートに付けるという従来の方法もありますが、今は様々なアプリがあり、利用されている方も多いはず。ただ、家計簿アプリは自分が使っている支払方法に対応しているかどうかで正確に自動で記録できるかどうかが違ってきます。その点、支払いも記録もすべて1つのカードとアプリでできるなら、手間もかからず簡単です。
支出の記録を振り返りながら、支出の削減ポイントを探し、様々な節約法を試してみるのもよいでしょう。二人のお金を、より有効に使うことができます。今後に向けてお金を貯めるということも、そう難しいことではなくなるかもしれません。