家にいながら買い物ができ、早ければ当日発送も可能なAmazonは、数多くの支払い方法があり便利です。支払い方法によっては、手数料がかかる場合があり、また決済や発送のタイミングが異なります。そのため、自分に合ったベストな支払い方法は何か、気になるところです。この記事では、Amazonの支払い方法10種類を徹底的に比較し、くわしく解説していきます。
- 1.Amazon(アマゾン)で利用できる10種類の支払い方法比較表
- 2.Amazon(アマゾン)で利用できる10種類の支払い方法について解説
- 3.Amazon(アマゾン)の支払い方法に関する注意点
- Amazonの支払い方法についてまとめ
- B/43をInstagramで紹介いただきました!
1.Amazon(アマゾン)で利用できる10種類の支払い方法比較表
Amazonで利用できる支払い方法の手数料・決済タイミング・発送タイミングは以下のとおりです。
支払い方法 | 手数料 | 決済タイミング | 発送タイミング |
---|---|---|---|
クレジットカード(プリペイドカード、デビットカード) | なし | 後払い(前払い) | 発注後 |
コンビニ払い | なし | 前払い | 発送前 |
電子マネー | なし | 前払い | 発送前 |
銀行ATM | 条件による | 前払い | 発送前 |
ネットバンキング | なし | 前払い | 発送前 |
代金引換 | あり | 商品受け取り時 | 発送前 |
あと払いペイディ(Paidy) | あり | 後払い | 発送前 |
Amazonギフト券 | なし | 前払い | 発送前 |
Amazonポイント | なし | 前払い | 発送前 |
携帯決済(携帯キャリア決済) | なし | 後払い | 発送前 |
2.Amazon(アマゾン)で利用できる10種類の支払い方法について解説
Amazonで利用できる支払い方法は10種類あります。支払い方法が面倒に感じると買い物が億劫になりますが、これだけ揃っていれば自分に合った支払い方法が見つかるはずです。ここからは、Amazonで利用できる支払い方法10種類を解説していきます。
2-1.クレジットカード(プリペイドカード・デビットカード)
Amazonには三井住友カード株式会社が提携・発行するクレジットカードのAmazon MastercardとAmazon Prime Mastercardがあります。通常はAmazonポイント1%還元のところ、Amazon Mastercardは1.5%、Amazon Prime Mastercardは2%のポイントが還元されます。どちらも入会費や年会費はかかりませんが、Amazon Prime Mastercardはアマゾンプライム会員だけが発行できるクレジットカードです。通常会員の人が発行する場合は、月額500円または年間4900円でアマゾンプライムに入会しなければいけません。
その他のクレジットカード・プリペイドカード・デビットカードは、American Express・Mastercard・Visa・Diners Club・JCB・銀聯に対応しています。また、VプリカやJCBプリペイドカードなどのプリペイドカードやKyashやバンドルカードなどのバーチャルカードの登録も可能です。
他の支払い方法と比べて、クレジットカード側で行っているポイント還元などの特典を受けられるのはメリットでしょう。しかし、カード会社によってはポイント還元の制限やキャンペーン実施の有無が異なるので注意が必要です。
Amazonのアカウントにクレジットカード情報を登録しておけばカード情報を入力せずに買い物ができますが、Amazon MastercardとAmazon Prime Mastercardは審査後にカード情報が自動で登録され、入力する手間を省けるのでおすすめです。
2-2.コンビニ払い
Amazonのコンビニ払いに対応しているコンビニは、セブン-イレブン・ローソン・ミニストップ・ファミリーマート・デイリーヤマザキ・ヤマザキデイリーストア・セイコーマートです。支払い方法はコンビニによって異なりますが、「Loppi」「Famiポート」などの店頭端末で申し込み券を発行しレジで支払う方法と、オンライン決済番号をレジで入力または口頭で伝え支払う方法の2種類に分けられます。
よくコンビニで買い物をする人は、ついでに支払いも済ませられるので便利です。また、クレジットカードや電子マネーを利用していない人でも利用できるのでおすすめです。しかし、コンビニ支払いは前払いになるので、支払いが完了しなければ商品が発送されません。そのため、いち早くほしい商品がある場合、コンビニ払いは不向きといえます。
また、コンビニ払いでは購入できない商品、利用できないサービスがあるので注意が必要です。
2-3.電子マネー
Amazonが対応している電子マネーは、楽天Edy・モバイルSuica・JCB PREMO・支払秘書です。
どの電子マネーでも手数料は無料で、電子マネーによっては特典の二重取りが可能になります。普段から利用している電子マネーがある人にはおすすめです。
しかし、電子マネーでは購入できない商品、利用できないサービスも存在します。また、お急ぎ便では利用不可で通常配送のみになるので注意しましょう。
2-4.銀行ATM
Pay-easy(ペイジー)というサービスがある銀行ATMで、ATMの画面に必要な情報を入力し支払いする方法です。
注文後に届く手続き完了のメールに、支払いに必要な収納機関番号・確認番号・お客様番号が記載されています。銀行によっては手数料がかかる場合があります。また、銀行ATM払いだと購入できない商品があるので注意が必要です。
Pay-easyは対応している銀行も豊富なため、クレジットカードや電子マネーを利用していない人、近所にコンビニがない人などに向いています。しかし、商品が発送されるのは支払いの完了後なので、すぐに手元にほしい商品がある場合には、ほかの支払い方法が向いています。
Pay-easyに対応している銀行ATMは以下のとおりです。
みずほ銀行/りそな銀行/埼玉りそな銀行/三井住友銀行/ゆうちょ銀行/千葉銀行/三菱UFJ銀行/横浜銀行/関西みらい銀行/広島銀行/福岡銀行/八十親和銀行/東和銀行/京葉銀行/熊本銀行/南都銀行/足利銀行/七十七銀行/JAバンク/百十四銀行
2-5.ネットバンキング
ネットバンキングは、住信SBIネット銀行・auじぶん銀行で利用できます。
注文後に届く手続き完了メールにある「お支払い方法別の手順」のリンクから指示に従って支払いを済ませます。手数料は無料で、パソコンやスマホから簡単に支払いを済ませられるのでおすすめです。しかし、ネットバンキングのサイトからは支払いができないので、誤ってメールを消去しないように気を付けましょう。
また、ネットバンキングを支払い方法に選択した場合、購入できない商品・利用できないサービスがあるので注意が必要です。
2-6.代金引換
代金引換は、商品到着時に配達員に商品代金を支払う方法です。
商品を受け取るときに現金を渡すだけなので、現金をチャージしたり、カード情報を入力したり、銀行やコンビニへ足を運んだりする手間がなく、簡単に支払いを済ませられるのがメリットです。
しかし、商品1つにつき330円の手数料がかかってしまうので、なるべく安く済ませたい人には向いていません。また、代金引換では購入できない商品や利用できないサービスもあるので、注意しましょう。
2-7.あと払いペイディ(Paidy)
あと払いペイディ(Paidy)は、1か月分の利用代金を翌月にまとめて支払える決済サービスです。
年会費や入会金、審査などはなく、電話番号とメールアドレスさえあれば誰でも利用できるので、給料日前でお金が足りないときでも安心ですね。しかし、ペイディの支払い方法は、コンビニ払い・銀行振込・口座振込で、支払い方法によっては手数料がかかります。手間とコストを抑えたい人には、ほかの支払い方法をおすすめします。
また、あと払いペイディを支払い方法に選択した場合、購入できない商品・利用できないサービスがあります。
2-8.Amazonギフト券
Amazonギフト券は、Amazonのサイト内の購入ページからアカウントに入金して利用する「チャージタイプ」と、コンビニなどの実店舗で購入して利用する「カードタイプ」があります。
AmazonプライムデーやAmazonブラックフライデーなどのセール期間中にAmazonギフト券への残高チャージでポイント還元されるなど、キャンペーンを利用することでお得に買い物ができるのでおすすめです。金券類以外ならどの商品でも購入できるのも魅力的です。
Amazonギフト券のチャージは、クレジットカード・デビットカードやコンビニ・ATMなどの現金払い、ネットバンキングや電子マネーに対応しています。クレジットカード・デビットカードの場合、5分程度でチャージが完了します。コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネーの場合は、チャージや支払いの詳細がメールで届くので確認し支払いを進めます。
チャージ金額は100円から50万円までの1円単位で指定できるので、利用したい分だけチャージできるのも魅力的なポイントです。また、チャージされた残高が残っている場合は優先的に消費されるようになっているため、クレジットを持っていない現金派の人にもおすすめです。
2-9.Amazonポイント
Amazonの利用で貯まったポイントを利用代金に充当して支払う方法もあります。
Amazonでの最終購入日または最終ポイント獲得日のいずれか遅い方の日から1年間が有効期限です。有効期限が過ぎると貯まっていたポイントは失効するため、忘れずに使い切りましょう。
2-10.携帯決済(携帯キャリア決済)
月々の通信料金と合算して、Amazonの利用代金を支払うことも可能です。
Softbankのソフトバンクまとめて支払い・Y!mobileのワイモバイルまとめて支払い・NTT docomoのd払い・auのauかんたん決済が利用できます。
月々の通信料金との合算なのでコンビニや銀行に行く手間がなく便利ですが、携帯決済では購入できない商品、利用できないサービスがあるので注意しましょう。
3.Amazon(アマゾン)の支払い方法に関する注意点
Amazonは支払い方法が豊富に揃い、自分のニーズに合わせやすく便利ですが、注意すべき点もあります。注意点も踏まえたうえで、自分に合った支払い方法で買い物を楽しみましょう。ここからは、Amazonの支払い方法に関する注意点を2つ、くわしく解説していきます。
3-1.Amazon定期おトク便で利用できる支払い方法は限られる
Amazonでは、定期的に購入している商品を割引価格で自動的に購入できる「Amazon定期おトク便」というサービスがあります。便利なサービスですが、このサービスを利用する場合に可能な支払い方法は、クレジットカード、代金引換、Amazonギフト券、クーポンのみです。それ以外の方法では利用できなので注意が必要です。
3-2.支払い方法の変更は出荷準備が始まる前まで
注文後に支払い方法の変更をしたい場合は、出荷準備が始まる前までに問い合わせる必要があります。出荷準備が始まっているかどうかは、アカウントページの注文履歴から確認できます。出荷後は支払い方法の変更ができないため、キャンセルや返品、買い直しをしなければいけません。
キャンセルする場合も出荷準備の確認と同様に、注文履歴からキャンセル可能です。しかし、商品によってはキャンセルできないものもあるので、購入する前に支払い方法に間違いがないかチェックしておきましょう。
Amazonの支払い方法についてまとめ
Amazonには10種類の豊富な支払い方法があり、支払い方法によっては手数料がかかったり、決済や発送のタイミングが異なったりします。また、商品やサービスによって利用できない支払い方法があり、商品出荷後は支払い方法の変更ができないなどの注意点もあるので、利用する前に確認しておくと安心です。しっかり理解したうえで、自分にベストな方法で買い物を楽しみましょう。