PayPayは2018年10月にSoftbankとYahoo!が共同で開始したサービスです。スーパーやコンビニ、ドラッグストア、家電量販店など利用可能な店舗が多く、ポイント還元やキャンペーンの実施もあり、利用者が急上昇しています。さらに、チャージの仕方や支払い方法が簡単なので、利用しやすいのが魅力です。そこで今回は、PayPayの登録方法、PayPayで設定できる支払い方法、店頭での支払いの流れまで、徹底的にわかりやすく解説していきます。
- 1.PayPayの登録方法
- 2.PayPayで設定できる主な3種類の支払い方法
- 3.店舗でのPayPayの支払い方法
- 4.ネットサービスでのPayPayの支払い方法
- PayPayの支払い方法についてまとめ
- B/43をInstagramで紹介いただきました!
1.PayPayの登録方法
手軽に支払いを完了できる分、登録や設定に時間がかかるのではと感じるところですが、設定も難しくなく簡単に登録できます。
ここからは、PayPayのアカウント登録から支払い方法の設定までの流れを詳しく解説していきます。
1-1.アプリをダウンロードしてアカウントを登録する
はじめにPayPayのアプリをダウンロードします。アプリ起動後に電話番号とパスワードの設定を完了すると、SMSで4桁の認証コードが発行されます。アプリ画面で認証コードを入力すると、PayPayのアカウント登録が完了です。
このように工程が少ないので、誰でも簡単にアカウントを登録できるでしょう。
1-2.銀行やクレジットカードなどの支払い方法を設定する
PayPayの支払い方法は大きく分けると、PayPay残高を事前にチャージするか、クレジットカードで都度支払いをするかの2つです。
PayPay残高をチャージするやり方は、利用前に残高が残っているか確認し、残っていなければチャージする必要があります。一方クレジットカードは登録するだけで利用開始できチャージの必要がないため、クレジットカードを普段から利用している人にとっては便利で魅力的でしょう。
2.PayPayで設定できる主な3種類の支払い方法
PayPayで設定できる支払い方法は主に3種類あります。他にも「PayPayあと払い」がありますが、対応していない店舗が多く、利用には手数料がかかります。また、この支払い方法には審査が必要なため、本記事で「PayPayあと払い」についての解説は割愛します。
ここからは、PayPayで簡単に設定できる3種類の支払い方法をくわしく解説していきます。
2-1.登録した銀行口座からPayPay残高にチャージして支払い
PayPayにアカウント登録した際に銀行口座を登録します。その銀行口座からPayPay残高にチャージする方法です。対応している銀行は、PayPay銀行・ゆうちょ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行・住信SBIネット銀行をはじめ、多くの地方銀行にも対応しています。
銀行口座を登録する前に本人確認も必要なので忘れずに済ませておきましょう。必要な本人確認書類は、マイナンバーカード・運転免許証・運転経歴証明書のいずれかになります。本人確認には審査があり、無事に審査が通れば口座登録へと進められます。口座登録は、PayPayアプリ内の「支払い方法の管理」「チャージ用の銀行口座を追加」をタップし、銀行口座を選択します。支店名・口座番号・口座名義を入力してください。登録内容を確認して「登録手続きをする」をタップすると、銀行口座の登録が完了です。
登録には、通帳・キャッシュカード・暗証番号・ワンタイムパスワードなど必要な情報が各銀行によって異なるので、事前に準備しておけば、手続きをスムーズに進められます。
金額を入力するだけで簡単にチャージできるので、レジで支払い時に残高不足になっても安心です。
2-2.ATMで現金をPayPay残高にチャージして支払い
ATMで現金を入金しPayPayにチャージする方法です。対応しているATMは、セブン銀行とローソン銀行です。
ATMで「スマートフォンでの取引」または「スマホ取引」を選択します。その後、スマホのPayPayアプリで「チャージ」をタップし「ATMチャージ」を選択してください。ATMに表示されたQRコードをスマホで読み取り、スマホに表示された番号をATMに入力します。ATMに現金を入金し確認したらチャージが完了しました。
2-3.登録したクレジットカードから都度支払い
登録したクレジットカードからPayPayで利用した分を都度支払いできる方法です。
PayPayアプリのトップページにある「すべて」をタップし、「カード追加」を選択します。カード情報を入力、または「スマホカメラで読み取る」をタップして読み取るだけで登録完了です。他の方法に比べて、手間をかけずに登録できるのでおすすめです。
しかし、クレジットカードでの支払いの場合、クレジットカード側のポイントは貯まりますがPayPayポイントは貯まらず、二重加算はできません。また、PayPayのキャンペーン特典も受けられないので注意が必要です。
3.店舗でのPayPayの支払い方法
PayPayを店舗で利用する際は、店員さんにQRコードを見せてスキャンしてもらう方法と、自分で店頭のQRコードをスキャンする方法があります。急いでいるときや混んでいるレジでもスムーズに支払いを済ませるためにも、支払い方法をしっかり確認しておきたいところです。
ここからは、店舗でPayPayを使って支払う方法をくわしく解説していきます。
3-1.QRコードを見せてスキャンしてもらう
コンビニやスーパー、ドラッグストアなど多くの店舗で対応しています。店舗の入り口やレジ付近に「PayPay」のマークがあれば対応していることを確認できますが、店員さんに聞いてみてもよいでしょう。
はじめにPayPayのアプリを開き、トップページの支払うをタップすると、バーコードとQRコードが表示されます。これをレジで見せて、店員さんのバーコードスキャナでスキャンしてもらいましょう。すると、「PayPay」と音声が流れ、支払い完了となります。読み込んでもらうだけなので、誰でも簡単に利用できます。
3-2.店頭のQRコードをスキャンする
店頭のレジ付近にPayPayのQRコードがある店舗で利用できる方法です。お会計の際に店員さんが提示するQRコードを、アプリでスキャンすることで支払えます。
はじめに、PayPayアプリを開き、トップページの「スキャン」、もしくは、トップページの「支払う」をタップした後、下に表示される「スキャンで支払う」から店員さんが提示したQRコードを読み取ってください。購入金額を入力し、店員さんに確認し支払いを実施します。
店員さんにQRコードをスキャンしてもらう方法より多少手間はかかりますが、慣れてしまえば問題なく活用できるでしょう。この2種類の方法のどちらを利用できるかは店舗によって異なり、ユーザー側が選択できるわけではないので注意してください。
4.ネットサービスでのPayPayの支払い方法
ネットサービス側がPayPayに対応していれば、ネットサービスでの支払いも可能です。また、スマホだけではなくパソコンでの支払いも可能です。
パソコンでのPayPayの使い方も身につけられると、さらに利用範囲が広がりそうですよね。ここからは、ネットサービスでPayPayを使った支払い方法をくわしく解説していきます。
4-1.スマートフォンのPayPayアプリで支払い
スマホのPayPayアプリで支払う方法です。ネットサービスでも簡単に支払いを済ませられます。
はじめに、ネットサービスの支払い方法で「PayPay」を選択します。自動でPayPayアプリが起動し支払い画面が表示されるので「支払う」を選択します。その後、「支払いが完了しました」と表示されたら支払い完了です。
4-2.スマートフォンのブラウザで支払い
スマホのブラウザで支払う方法です。PayPayのサイトにログインしたり、認証コードを入力したりと、PayPayアプリで支払うよりも手間はかかりますが比較的簡単に支払いを済ませられるでしょう。
はじめに、ネットサービスの支払い方法でPayPayを選択します。自動でPayPayの画面に切り替わるので、登録している電話番号とパスワードを入力しログインしてください。その後、SMSで発行された認証コードを入力し、残高を確認したのち「支払う」をタップすると「支払いが完了しました」と表示されます。これで支払いは完了です。
4-3.パソコンのPayPayアプリで支払い
パソコンのPayPayアプリで支払う方法です。面倒な作業がありそうと思うかもしれませんが、想像以上に簡単に支払いを済ませられます。
はじめに、ネットサービスの支払い方法でPayPayを選択しQRコードを表示させます。その後、PayPayアプリを起動して「スキャン」を選択し、先ほど表示したQRコードを読み取ります。利用代金が表示されるので確認し、「支払う」をタップします。完了のメッセージが届いたら、支払い完了です。
4-4.パソコンのブラウザで支払い
パソコンのブラウザで支払う方法です。スマホのブラウザ支払いと同様に多少手間はかかりますが、支払いは簡単です。
はじめに、ネットサービスの支払い方法でPayPayを選択します。自動でPayPayの画面に切り替わるので、登録している電話番号とパスワードを入力しログインしてください。その後、SMSで発行された認証コードを入力し、残高を確認したのち「支払う」をタップすると、「支払いが完了しました」と表示されます。これで支払いは完了です。
PayPayの支払い方法についてまとめ
PayPayはスマホ1台あれば、財布を忘れた場合や手持ちの現金がない場合でも気にせずに買い物を済ませられるので、非常に便利です。PayPayに対応している金融機関は760以上あり、ほとんどの人が口座登録できるのも、PayPayのメリットの1つです。
利用方法はQRコードをスキャンしてもらうか店舗のQRコードをスキャンするだけなので、クレジットカードや現金で支払うよりもスムーズに会計を済ませられます。また、ネットサービス側で対応していれば、ネットサービスでも手軽にPayPayを利用できます。この場合、スマホだけではなくパソコンからの支払いもできるので、PayPayの利用範囲を広げられますね。