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クレジットカードのデメリットとは?メリットやほかの決済方法も併せて解説

手持ちの現金がなくても決済ができるクレジットカードは、1枚持っておくと便利です。スムーズに決済ができるのはもちろん、お買物の際に財布からお金を出し入れする手間も省けます。

しかし、クレジットカードには、使いすぎる可能性がある、支払い状況がわかりにくいなどのデメリットがあり、利用の際は注意が必要です。本記事では、クレジットカードを利用するデメリット、クレジットカード以外の便利な決済方法などを詳しく解説します。

クレジットカードを利用するデメリット

後払いで決済ができるクレジットカードは便利ですが、いくつかデメリットもあります。以下で具体的なデメリットを詳しくご紹介します。

1. 使いすぎてしまう場合がある

クレジットカードを利用する上で最大のデメリットが、カードを使いすぎる可能性がある点です。

クレジットカードで決済をする場合は現金でやり取りしないため、お買物をしている時にお金を消費している感覚が薄くなりやすく、つい使いすぎてしまう場合があります。

カードを使いすぎた場合、当然ながら後日請求される代金が高額になります。カード会社から請求された代金を支払えず、困ってしまうケースは少なくありません。

2. 支払い状況がリアルタイムで反映されない

クレジットカードの支払い状況は、一般的にカード会員専用のアプリやWebサイトから確認が可能です。ただし、アプリやWebサイトにカードの支払いが反映されるまでには多少ラグがあり、遅くて1ヶ月ほどかかる場合もあります。

リアルタイムで支払い状況を確認できないと、「まだそこまで利用していない」と勘違いしてしまい、カードの使いすぎに繋がりかねません。また、クレジットカードを不正利用されていた場合は、反映まで時間がかかるほど被害に気づくのが遅くなってしまいます。

3. 不正利用される可能性がある

クレジットカードは、第三者に不正利用されるリスクもあります。

たとえば、カードを盗まれてしまった時は、知らない間にカードを利用される可能性もあります。また、通販サイトに登録したクレジットカード情報が流出してしまった事例も存在します。

多くのクレジットカード会社では監視体勢の強化や補償なども対応していますが、決済に必要なカード情報が流出した場合は、インターネット上で不正利用されてしまう可能性がないとは言い切れないでしょう。

4. 年会費がかかるクレジットカードもある

クレジットカードの種類によっては、年会費が発生する場合があります。年会費は各カードで異なり、数千円〜数万円などさまざまです。

欲しいカードが年会費の支払いが必要なタイプだと、それだけ経済的な負担が増えてしまいます。

5. 支払い方法によっては手数料が発生する場合がある

一般的なクレジットカードは、決済時に一括払いだけでなく分割払いも選べます。

ただし、分割払いを利用すると、手数料が発生する場合があるので気をつけましょう。1回あたりの手数料は気にならない金額かもしれませんが、分割払いの利用頻度が高い場合は手数料が経済的な負担となる可能性があります。

このほか、クレジットカードの利用明細を発行する手数料、カード紛失時の再発行手数料など、利用状況に応じて手数料が発生する場合もあります。

6. 未払いの場合信用情報に影響を及ぼす

クレジットカードで決済をした代金は、一般的に翌月〜翌々月にカード会社から請求されます。

請求には支払い期限が設けられており、多くの場合は指定日に本人の銀行口座から請求額分の代金が差し引かれます。残高不足でカードの支払いが遅れてしまうと遅延損害金が発生するほか、カードの利用停止などのペナルティが発生してしまうので注意しましょう。

また、クレジットカードの支払いが遅れた事実は信用情報に登録されるため、次回の審査時に悪影響が出る可能性があります。

信用情報とは、クレジットカードやローンの契約内容などを登録した個人情報のことです。カード会社やローン会社は信用情報を参照した上で審査を行っているため、クレジットカードの未払い履歴が残っていると良くない印象を与えてしまいます。

クレジットカードを利用するメリット

クレジットカードはさまざまなデメリットがあるものの、その分多くのメリットがあります。ここからは、クレジットカードを利用する主なメリットをご紹介します。

1. 利用金額に応じてポイントを貯められる

多くのクレジットカードは、利用した金額に応じてポイントを貯められる仕組みになっています。

貯めたポイントは商品やギフト券と交換したり、クレジットカードの請求額に充当したりと、カード会社が設けているさまざまな使い方が可能です。ポイントの使い道やポイント還元率はクレジットカードによって異なるので、事前に確認しておきましょう。

ただし、一部のクレジットカードにはポイントサービスが付帯していないので注意してください。

2. 付帯する特典やサービスを利用できる

クレジットカードによっては、基本的な決済機能に加えて特典やサービスが付帯している場合があります。

たとえば、対象のサービスの利用料金割引やポイントのプレゼントなどは、クレジットカードによく付帯している特典です。自分にとってメリットが多い特典が付帯していれば、より快適に日常生活を送れます。

3. 手元に現金がなくても決済ができる

クレジットカードが1枚あれば、現金がなくても決済が可能です。お会計の際に財布からお金を探す手間が省けるほか、手持ちの現金が少ない時も安心してお買物ができます。

また、銀行口座からお金を降ろす頻度が減る分、ATM手数料の節約にも繋がるでしょう。

4. 支払いの手間がかからない

クレジットカードは、支払いの手間がかからない点も大きなメリットです。店頭では現金を出し入れする必要がなく、オンラインショップでは振込の手間をかけずに決済ができます。

また、なかにはタッチ決済に対応しているクレジットカードもあります。タッチ決済対応のカードを持っている場合は、店頭に設置された読み取り端末にカードをかざすだけで決済が可能です。

5. 分割払いを利用できる

先述したように、一般的なクレジットカードは一括払いだけでなく、分割払いにも対応しています。

高額な商品を購入する際は一括だと支払いが難しい場合がありますが、分割払いなら経済的な負担を抑えつつお買物ができます。

クレジットカード以外のカード決済手段もある

カードを利用した決済サービスは、クレジットカードだけではありません。

クレジットカードのほかには、デビットカードやプリペイドカードでもカード決済ができます。以下でデビットカードとプリペイドカード、それぞれの特徴を見ていきましょう。

デビットカード

デビットカードは、決済と同時に銀行口座から利用代金が引き落とされる仕組みのカードです。

クレジットカードとの主な違いは、代金が引き落とされるタイミングにあります。クレジットカードは後日請求分が銀行口座から引き落とされる一方、デビットカードは決済をしたタイミングで引き落とされます。

そのため、デビットカードは銀行口座の預金残高内でしか使えません。ただし、その分使いすぎを防ぎやすくなるメリットがあります。

また、デビットカードはクレジットカードと違って審査がないため、審査に通過できるか不安がある方でも安心して発行できます。

なお、カードの使い方はクレジットカードとほぼ変わりません。店頭の読み取り端末にカードを挿入する、オンラインショップ利用時はカード番号を入力するなど、クレジットカードと同じ要領で利用可能です。

プリペイドカード

プリペイドカードは事前にお金をチャージし、チャージした金額の範囲内で決済ができるタイプのカードです。

チャージ残高がなくなった場合は、再度チャージして、また利用できます。クレジットカードと違って事前にチャージした分しか決済できないため、使いすぎる心配がありません。

また、図書券やQUOカードなど、あらかじめ使える金額が決められている使い切りタイプのプリペイドカードもあります。

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B/43マイカードは、使いすぎが防げるチャージ式のVisaカードと、残高と支出がひと目でわかるアプリがセットになったサービスです。カードにお金を入れてカードで支払うと、支出がリアルタイムに反映されます。 そのため、アプリで残高や予算をひと目で確認できます。これにより、自分のお金の流れを把握しやすくなります。

加えて、B/43マイカードはクレジットカードでチャージできるので、チャージ元のクレジットカードのポイントを貯めることもできるので、支出管理しつつお得にお金を使うことができます。

急な出費があっても安心「あとばらいチャージ」

B/43のあとばらいチャージは、「いまお金がない」という時にすぐに残高をチャージできる、便利な入金方法です。いつでもどこでも入金できるので「すぐに欲しい!」という時にもご利用いただけます。
あとばらいチャージで入金した残高は、出金することはできませんのでカードでのお支払いにご利用ください。

クレジットカードはデメリットを把握した上で利用しよう

クレジットカードは多くのメリットがある反面、さまざまなデメリットを持ち合わせています。これからクレジットカードを発行する方はメリットだけに目を向けるのではなく、デメリットもしっかり把握した上で利用しましょう。

また、デメリットが気になる場合はデビットカードやプリペイドカードなど、クレジットカード以外のカード決済方法を利用するのがおすすめです。どのカードを利用するか悩む方は、上記でご紹介したB/43をぜひご検討ください。

 

よくあるご質問

クレジットカードを利用する最大のデメリットとは?

クレジットカードを利用する上で最大のデメリットはカードを使いすぎる可能性がある点です。クレジットカードで決済をする場合は現金でやり取りしないため、お買物をしている時にお金を消費している感覚が薄くなりやすく、つい使いすぎてしまう場合があります。

 

クレジットカードで家計管理はできる?

クレジットカードで買い物をすると利用明細が作成されるため、自分がいくら使っているのかがわかります。

しかし、アプリやWebサイトにカードの支払いが反映されるまでには多少ラグがあり、遅くて1ヶ月ほどかかる場合もあります。そのため、リアルタイムで支払い状況を確認できないと、カードの使いすぎを引き起こす可能性があります。

 

クレジットカードのデメリットが気になる人におすすめのカードは?

クレジットカードのデメリットが気になる方には家計簿プリカ「B/43」がおすすめです。

B/43は誰でも「Balance(残高)/予算」を意識して生活できる、Visaプリペイドカードと家計簿アプリがひとつになった『家計簿プリカ』という新しいジャンルのサービスです。

一般的なクレジットカードとは違い、支払いを行った直後にアプリの明細に内容が反映されるため、お金の管理がしやすくなります。詳しくはこちらからご確認ください

 

専門家のコメント

CFP®、社会保険労務士 井戸美枝氏

近年、クレジットカードをはじめとする「キャッシュレス決済」が大きく普及しました。注意したいことは、こうした決済のほとんどは、「後払い」だということ。自分の収入を超えた買い物ができてしまう可能性もあるのですね。

キャッシュレス決済は便利なものですが、上手に付き合っていく必要があります。たとえば、毎月の決済できる限度額を収入の5割程度に設定する。

一方、予算を決めて、毎月一定額をチャージするのが、簡単に支出費用を管理することができます。使いすぎも防げます。

キャッシュレス決済には、支出の明細を簡単に確認できるという大きなメリットもあります。そこで、何にお金を使ったか、定期的に振り返ってみましょう。

日常生活で使うお金は、ひとつひとつは少額でも、長い目で考えると大きな金額になります。たとえば、コンビニで150円のコーヒーを週5日買っていたとすると、1ヶ月で約3000円の出費になります。スマホの通信費に匹敵する金額ですね。もちろん、これが悪い訳ではありません。

ポイントは、自分が何にお金を使っているかを把握しておくこと。そのうえで、不必要だと思える支出があれば減らしてみましょう。より有意義なお金の使い方ができるはずです。