同棲カップルで月4.6万円の節約! ふたりで残高を確認して、外食費などお金の使いすぎを防ぎました
ポン酢さん・Aさんペア
みなさんは、ふたりの日々のお金の管理を見直していますか?毎月どれくらいお金を使っているのかを把握しても、そこからどう改善すればいいのか分からない人も多いでしょう。カップルや夫婦でお金の使い方を話し合う機会を作ることも、なかなか難しいことです。今回は、ふたりで支出の改善に取り組む機会を作るため、2組のペアとともに節約アドバイザー丸山晴美さんとともにB/43を使って1ヶ月の家計改善チャレンジを実施しました。2組目のポン酢さん&Aさんは、月4.6万円の節約に成功したとのこと。その取り組み内容と感想をレポートします。
プロフィール
ポン酢さん
年齢: 20代
お住まい: 大阪府
職業: 会社員
Aさん
年齢: 20代
お住まい: 大阪府
職業: 会社員
ふたりの生活費: 約44万円
同棲カップル / 交際: 6年目
お金について: 無駄遣いをなくし、二人の結婚式のお金を貯めたいと思っている
Before:家計改善前のふたり
同棲してからそれぞれでお金の管理をしてきましたが、ファイナンシャルプランナーの方にアドバイスを頂くのは初めてのふたり。毎月思ったよりも支出が多く、どうやって節約すればいいか悩んでいたそうです。初回面談までに日々の支出のレシートもためてもらいました。
支出に関するレビュー
「外食費」が10万円と高く、コンビニやお寿司、デリバリーでご飯を買っていることも多い状況ですね。「その他」も何に使っていたかが分からないものがありそうですね。今は貯蓄9万円ですが、しっかり節約すると毎月20万円くらい貯められる見込みもありますよ。(節約アドバイザー丸山さん)
改善アクションの提案
外食から自炊にシフトしたり、コンビニを通り過ぎたりと、無駄な支出をなくすように意識を高めることが大事です。「その他」についても、より支出を可視化して無駄がなかったかを確認するかがポイントです。キャッシュレスでお買い物をするときにも、一度カゴを見て現金で払うイメージをして、本当に買うかどうかを考えてみましょう。(節約アドバイザー 丸山さん)
ポン酢さん&Aさんの気づき
具体的なアドバイスをいただけたので、今からすぐにでも実践したいなと思っています。20万円も貯められると言ってもらえたので、やる気が出てきました。(ポン酢さん&Aさん)
改善のポイント
- 外食費が10万円と高めなので自炊を増やすなどの見直しを
- その他に使途不明金が隠れていそうなので可視化してみる
- キャッシュレスでお買い物するときも現金で支払うイメージをして、本当に必要か考える
予算設定と中間報告
初回面談後、ふたりで話し合い、B/43ペアカードで目標の予算を設定しました。合計金額とカテゴリごとに細かく予算を定めて、あといくら使えるかを見えるようにしました。
ポン酢さん・Aさんからの中間コメント
初回面談後、今月はほぼ毎日自炊しており、外食費はこの数ヶ月間かかったお金の半分以下でした。買い物もネットスーパーを活用して、作る予定の料理の分の食材と不足分のみを購入することを意識して、「ついつい買ってしまう」をなくせたのではないかなと思います。
また、事前にスーパーで大容量のお菓子を買って会社に置いておくことで、「そういえばおやつが置いてあるから別で買わなくてもいいや」と思わせる作戦で、出社時や帰宅時のコンビニに入る回数を減らそうと意識してみました。何かが必要でコンビニに入る時も、事前に「必要なもの」を頭の中でイメージしてそれだけを買うように意識してみました。(ポン酢さん&Aさん)
ふたりで取り組んでいること
- 平日は自炊を心がける
- ネットスーパーを活用して、必要な食材のみを購入することを意識する
- 大容量のおやつをストックしておくことでコンビニに行く回数を減らす
- 事前に必要なものをイメージしてからそれだけを買うように意識を変える
After:1ヶ月後の最終結果
ビフォーアフター結果
全体支出 444,000円 → 397,915円 (月4.6万円の節約!)
【改善項目1】 外食:100,000円 → 79,413円
- 外食を減らして、ほぼ自炊をするようにしている
- 週末もB/43を見ながら、残高が足りるように高すぎないお店を選んでいる
- 食べた後に「お会計高い!」と思うことが多かったが、その前にやめるようにした
【改善項目2】 その他:90,000円 → 41,834円
- サロンでのペットのシャンプーを1回だけに絞りました
- ショッピングモールの中のペット用品店に行かなかったので、いつも立ち寄ってしまうついで買いもなくせました
ポン酢さん&Aさんの感想
2人で同棲している中でお金のやりくりに課題を感じていましたが、どう改善すればいいか分からず1年間を過ごしていました。今回丸山さんにアドバイスもらいながらB/43を使ってみて、200-300円の積み重ねで家計が変わると痛感しました。
以前は、外食が多かったり、せっかく行くならと高いところに行ったり、その他の不明なお金も多かったと思います。先生のアドバイスをもとに、外食を減らして自炊にしたり、外食に行く時も少し安めのお店に変えてみたり、ペットのサロンやペット用品店に行く回数を減らしたりと工夫しました。
B/43を使うことで、毎回の決済ですぐに通知が来るので、そもそも通知が来てお金を使う回数を意識するようになりました。また、ふたりで立てた予算の残りどれくらい使えるかが分かるので、後いくら残っているかを見るようになりました。「お金が無くなったからチャージしよう」という会話ではなく、「予算に対して残高がこれくらいだから、このお店ではなく他のお店にしよう」など計画的にお金を使う会話をするようになりました。
意識をするだけでは元のやり方に戻ってしまうこともありますが、節約意識を持ち続けられるツールもあることで、行動につなげられました。まだまだ改善できるところもあると思うので、これからも予算を立ててふたりで収めるようにして、ふたりの結婚式など将来のお金を貯めていきたいと思っています。
1ヶ月を振り返って
- 数百円の積み重ねで家計が変わることを痛感
- 決済通知でお金を使う回数も意識するように
- 予算を意識したお店選びができるようになった
- 計画的にお金を使うための会話ができた
B/43のここがお気に入り!
- 毎回の決済ごとに通知が来て、あといくら残っているかが分かる
- 支出タブでカテゴリごとに残高を確認できる
- クレジットカードよりも通知が早い
節約アドバイザー 丸山晴美さんコメント
「ポン酢さん&Aさんペアは、1ヶ月という短い期間の中で、おふたりでB/43を利用しながら、どのようにやりくりをすれば予算内に収まるのか、どのような出費がムダなのか、出費の優先順位はどれかなど、家計のやりくりをするうえでとても大切なところに気付かれたようですね。
今回B/43を使いながら家計への意識を高めたことで、さらに4.6万円のプラスが出たことはとても素晴らしいですね。まだまだ貯蓄ができる余地がありますから、やりくりを継続させつつ、毎月の先取り貯蓄の金額を増やしつつ、残った予算でやりくりをしてみましょう。これからもぜひお二人でお話合いをしながらより良い家計を目指して頑張ってくださいね。
一般的にキャッシュレス決済は、現金と比べてお金を使った感覚がどうしても薄れてしまい、使いすぎてしまいがちになります。そのため、ポン酢さん&Aさんのように、予算を決めてプリペイドカードを使いながら、現金に近い感覚で買い物をしてみるのもいいでしょう。残高を確認しながらお金をやりくりすると、優先順位の高いお買い物ができて、予算内におさめる意識を高めることができると思います」(丸山さん)
ファイナンシャルプランナー(AFP) 消費生活アドバイザー
22歳の時に節約に目覚め、1人暮らしをしながらも1年で200万円を貯め、26歳で住宅を購入した経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニ店長などを経て2001年節約アドバイザーとして独立。食費や通信費など身の回りの節約術やライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどを執筆、監修している。 ゆとりうむプロジェクト理事
https://yutorium.jp/