夫婦で月6万円の節約! ふたりで食費の予算とルールを決めて、お金の使い方にメリハリをつけました
ぺこさん・ぬまさんペア
みなさんは、ふたりの日々のお金の管理を見直していますか?毎月どれくらいお金を使っているのかを把握しても、そこからどう改善すればいいのか分からない人も多いでしょう。カップルや夫婦でお金の使い方を話し合う機会を作ることも、なかなか難しいことです。今回は、ふたりで支出の改善に取り組む機会を作るため、2組のペアとともに節約アドバイザー丸山さんとともにB/43を使って1ヶ月の家計改善チャレンジを実施しました。1組目のぬまさん&ぺこさんは、月6万円の節約に成功したとのこと。その取り組み内容と感想をレポートします。
プロフィール
ぺこさん
年齢: 30代
お住まい: 東京都
職業: 派遣社員
ぬまさん
年齢: 30代
お住まい: 東京都
職業: 会社員
ふたりの生活費: 約21万円
結婚: 6年目
お金について: 資産運用の比率を増やし、早期退職(FIRE)したいと思っている
Before:家計改善前のふたり
夫婦になって6年間何となくふたりでお金の管理をしてきたけれど、ファイナンシャルプランナーの方にアドバイスを頂くのは初めてのふたり。社宅住まいで家賃は安く抑えられているものの、外食費の比率が高いことも少し気になるようです。初回面談までに日々の支出のレシートをためてもらいました。
支出に関するレビュー
社宅にお住まいで、家賃が安く抑えられているのはとても良いことですね。25万円貯蓄に回せているのも素晴らしいと思います。外食比率が30%ありますが、節約をしっかり頑張っているところだと、外食を1万円、食品を3万円くらいに抑えているご家庭もありますよ。(節約アドバイザー 丸山さん)
改善アクションの提案
ふたりにためてもらったレシートを見ると、会社近くのコンビニのレシートが大量にあることが判明しましたね。 まずはコンビニを意識的に通り過ぎるようにすることから始められると良いでしょう。さらにお金を貯めるためには、外食を減らして自炊を増やすことがポイントです。習慣的な無駄遣いを減らして、自炊を増やしていきましょう。(節約アドバイザー 丸山さん)
ぺこさん&ぬまさんの気づき
結婚してから何となく家計をやりくりしてきたので、いい気付きを頂けました。食費は抑えたいねと言いながらも、ついつい外食してしまうことが多かったかなと思います。将来的に資産運用の比率を増やし、早期退職(FIRE)したいと思っています。(ぺこさん&ぬまさん)
改善のポイント
- 外食費比率が30%と高めなので見直しを
- コンビニのレシートが多いので立ち寄りを減らしてみる
- 自炊を増やしてみる
予算設定と中間報告
初回面談後、ふたりで話し合い、B/43ペアカードで目標の予算を設定しました。合計金額とカテゴリごとに細かく予算を定めて、あといくら使えるかを見えるようにしました。
ぺこさん・ぬまさんからの中間コメント
今回とても良い機会をいただき、夫婦ふたりで家計の支出のことを考えるようになりました。例えば、外食費が多いことがわかったので、土日以外は外食を控えることにしました。これまでのように平日に思いつきで焼肉を食べに行くことはなくなりました。メリハリをつけることで土日の外食に少し特別感を感じて、生活満足度も高くなった気がしています。
週に1,2回通勤していますが、その際にはまだ無意識にコンビニでコーヒーやお茶を買ってしまっています。先生に教わったようにタンブラーを持参して、きちんと改善したいと考えています。(ぺこさん&ぬまさん)
ふたりで取り組んでいること
- 平日は自炊を心がける
- 外食は週末のみにしてメリハリを
- コンビニなどへの立ち寄りを減らす
- すべての支払いをB/43に集約して一元管理
- ふたりでしっかり連携してコミュニケーション
After:1ヶ月後の最終結果
ビフォーアフター結果
全体支出 210,000円 → 148,960円 (月6万円の節約!)
【改善項目1】 外食:64,000円 → 26,619円
- 丸山先生との面談の後に外食費を減らそうと考えて、ふたりで相談した
- 週末は美味しいものを食べに行って、平日は自炊をして、メリハリをつけるようにした
- B/43で外食のカテゴリの予算を確認していて、結果としてかなり抑えられた
【改善項目2】 食品:24,000円 → 18,994円
- ぺこさんが自炊担当ではあるが、ぬまさんも一緒に食費の見直しを考えた
- お肉屋さんで大量にお肉を買って冷凍したり、安いスーパーで野菜を買ったりと工夫した
- お酒を飲むのはぬまさんの出勤の日だけにルールを決めて、お酒の量も減らした
ぬまさん&ぺこさんの感想
2人で生活する中で改めて支出を見直すことができました。お金を意識してルールを決めると、意外とお金を使っても使わなくてもいいものを何となく買っていたことが分かりました。
特に、外食費を減らすことを心がけました。週末は外食で美味しいものを食べに行く日を作って、平日は自炊するようにメリハリをつけました。普段はぺこさんが食事を作ることが多いですが、ふたりでB/43を見ながらどれくらい食費にかかるのかを考えて節約できました。例えば、冷凍のお肉を買いだめすることにもチャレンジしました。
B/43を使うと、ふたりのお金を一元管理できてお互いの支出がわかるので、話し合いがしやすかったと思います。支出だけではなく、予算を決めて進捗を把握できることも助かりました。
1ヶ月を通じてあまり負担はなく、ルールを作って守ることと、家計を見える化するだけで変えられました。今後も、予算を立てて支出を管理するようにして、将来のためにお金をためて、増やしていきたいと思っています。(ぺこさん&ぬまさん)
1ヶ月を振り返って
- 予算を意識したことで何となく買いに気づけた
- ふたりでルールを考えながら節約できた
- お肉を買いだめして冷凍するなど自炊力もあがった
- お金が一元管理でき、コミュニケーションしやすかった
B/43のここがお気に入り!
- ふたりの支出を一元管理できるから、ふたりで話し合いやすいこと
- 予算管理で支出の進捗を把握できるところ
- ふたりで別々のお買い物をしていても、リアルタイムの決済通知でお迎えにいけること
節約アドバイザー 丸山晴美さんコメント
ぺこさん&ぬまさんペアは、私からのアドバイス以上にしっかりとふたりで考えて気付き、そして改善しながら取り組んでいただけました。節約は生活の負担になると考えられがちですが、ふたりはB/43も使いながら無理をすることなく、円満に楽に改善されていることが素晴らしいと思います。 ふたりでお金の使い方や買い物のルールを決めて、お互いに思いやりを持って話し合いをして行動をすること。それが他のカップルや夫婦にも活かせる家計管理の改善のポイントです。
ファイナンシャルプランナー(AFP) 消費生活アドバイザー
22歳の時に節約に目覚め、1人暮らしをしながらも1年で200万円を貯め、26歳で住宅を購入した経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニ店長などを経て2001年節約アドバイザーとして独立。食費や通信費など身の回りの節約術やライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどを執筆、監修している。 ゆとりうむプロジェクト理事
https://yutorium.jp/